Photoshop人物髪の毛切り抜き方法 part2(選択とマスク)

1.パスで人物を切り抜きます。

①パスで人物を切り抜きます。髪の毛部分は属性パネルの【選択とマスク】で切り抜くので、ざっくりと切り抜きます。
②切り抜いたら、パスレイヤー→サムネイルWクリックで作業用パスを保存
③パスの選択範囲を作成

2.ベクトルマスクを使って、背景を削除

上記のパスを選択した状態で、レイヤーに戻り、ベクトルマスクを追加。
背景が透明になります。

3.属性パネル→【選択とマスク】を使って、髪の毛部分を切り抜く

①マスクのサムネイルを選択した状態で、②【選択とマスク】をクリック
①上から2つ目の『境界線調整ツール』を選択。
②オーバーレイを選択。
(切り抜きが分かりやすいよう、背景が赤色になります。透明度は右のパネルで数値を調整可能。)
プラスのブラシで髪と背景の境界線をなぞると、残っていた白い部分が消える。
オプションを押しながらなぞると、マイナスブラシで消しすぎた部分を戻すことが出来る。
(ブラシの強弱で消える範囲を調整する。)
全体的に消せたらOKを押して、一旦完了。
多少残っていてもあとでベクトルマスク上で消せる。

4.ベクトルマスクで最終調整

①分かりやすい色で背景レイヤーを作る。
②さっきのマスクで消えすぎた部分、消えてない部分があれば、ベクトルマスクを選択し、ブラシで調整する。

5.きれいに切り抜けたら完成!

WEB制作時に便利なサイト

WEB制作時にすこしあったらべんりなサイトを紹介します。

1.簡単にPCやスマフォのモックアップが生成できるサイト


デザインのスクリーンショットをアップロードするだけで簡単にデバイスのモックアップを生成しダウンロードできます。デバイスの種類や色もたくさん選べるので便利です。
https://dimmy.club/

2.色番号を取得するサイト



デザインで色が透過になっていて、コーディングの際に色味を調べるのが手間な時にここに元の色番号を入力すると透過%を含め色味を取得できます。
http://www.0to255.com/

3.ダミー画像をすぐに生成するサイト



WEBコーディング時にとりあえずダミー画像を入れておく際にその画像を生成するサイト。縦横の大きさ、色、文字などは自由に変更できます。
https://placehold.jp/

4.シンプルなHTMLをCSSで簡単にコーディングだけで実装



デザインからコーディングする際、変更しやすいようにできるだけコーディングのみで実装する方法です。参考にしてみて下さい。
http://fit-jp.com/cssheading20/

Illustrator
ブレンドを使って影を作る

ドロップシャドウ、ガウスなどを使うより、
より自然でリアルに見える影の作り方

1,影になるベースのオブジェクトを作る

外側へ向かって濃いグレー→薄いグレー→白の順で、色が薄くなるように
ベースになる影を作る。
外側の白色の幅を広くするのがポイント。

2,作ったオブジェクトを選び、【ブレンド】

オブジェクト>ブレンド>ブレンドオプション ブレンドオプションでステップ数を指定 数が大きければ大きいほど、色の段階が細かい表現になる オブジェクト>ブレンド>作成
作ったオブジェクトの間がブレンドされ、グラデーションができる

3,ブレンドを乗算、微調整

ブレンドした箇所を乗算
上に今回はシルバーのレイヤーを重ねました 白矢印で選択できるので微調整も可能

比較

左:AIのグラデーションのみで作成
右:シルバーはPhotoshopのEye Candy 使用、さらにブレンドで影付け

リアルさが違いますね!

同様に影のオブジェクトを作って、ブレンド

こういう影の作り方も、ドロップシャドウで一気に影を付けるより、
より自然に見えます。

ディティールにこだわりたい時は、ぜひ一手間を!

Photoshop人物髪の毛切り抜き方法(カラーチャンネル)

1.パスで人物を切り抜きます。

パスで人物を切り抜きます。髪の毛部分はカラーチャンネルのレベル補正で切り抜くので、ざっくりと切り抜きます。

2.パスを選択範囲で切り抜いて、その切り抜きレイヤーを複製します。

この時、下にベタ塗りのレイヤーも用意しておきます。(あとで消す時に分かりやすいように) 下の方のレイヤーがカラーチャンネルのレベル補正をかけていくレイヤーです。

3.チャンネルタブのカラーチャンネルから1番コントラストがあるチャンネルレイヤーを複製します。

4.グリーンのチャンネル上でControl+L、レベル補正を表示

黒のスポイトで残したい色、白のスポイトで消したい背景を選択します。OK →「チャンネルを選択範囲として読み込み」を押します。

5.下の方のレイヤーを選択して、Deleteを押します。

6.上のほうのレイヤーを選択して、消しゴムツールで髪の毛の回りを消して行きます。

この時に下のベタのレイヤーを表示させると、消し忘れがなくなります。ベタの色は消す色によって変えて下さい。

7.最後にレイヤーを統合して完成です。

web用に書き出す画像の注意点

【考え方】

・aiのデザインのサイズをコーディング上でリサイズしない ・コーディング時にサイズを変えて欲しければ、デザイン上で修正する

《デザイン時にピクセルで書き出すことを気にしなくていいもの》 ・CSSで指定するもの ・コーディングで入力するテキスト

《書き出し方にこだわる画像の優先順位を考える》 ・【最優先】外枠や罫線、テキストの配置場所などのデザイン上でブレが目立つ箇所 ・【努力目標】出来るなら、画像内に配置されているオブジェクトも

【ピクセル】

ピクセルプレビューにチェックを入れて作業する

右クリック>ピクセル最適化 無理矢理ピクセルに合わせるので、写真、曲線のオブジェクト、テキストなど、 変形してしまうものは適さない。 線のデータはパスをアウトラインして、ピクセルに最適化する。

 

CCからの新機能

https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/pixel-perfect.html